ご近所で大型犬をとても可愛がって暮らしているおじさんがいました。
我が家からちょっと歩いた細い道を曲がったところにお住まいがあるので
私は家族構成などはまったく知らなかったんですが、我が家の前の道で
お散歩中に出会っても挨拶をしあうようなご近所さんでした。
トリミングも、お散歩も、本当に手をかけていて大切にしてもらっていた
と思います。
笑顔で大型犬と話しながら歩くおじさんと何度も遭遇してました。
そして・・・
そのおじさんが先日亡くなったという話を近所の犬仲間の方から聞きました。
他にご身内がいらっしゃり、今もお住いのようですが、犬が大きくて
世話ができないからということでその子はどこかに上げたとのことでした。
そういえば最近平日夕方にお散歩を喜んでなのか、ワンワン鳴いて響く
あの大型犬の声を聞かなくなっていたなと思ったのと同時に、
少し前に真夜中にあの大型犬の声を聞いたことを思い出しました。
「なんでこんな時間に彼が鳴いてるんだろう・・」って思ったんです。
でもその時は理由がわからなくて・・。
あの日もらわれていったのか、どうかは定かではありませんが、どうしようも
なく悲しい気持ちになりブルーになってしまいました。
さらになぜだかその後一回戻ってきていたみたいで、朝、ペットシッターらしき格好のおじさんに引かれて歩く姿を通勤の時にすれ違ったのですが、その顔の
無表情ときたら・・・言葉にもできないものでした。
いつも会ってた同じ子に違いありませんが、見間違いかもしれない、
同じ種類なだけで違う子かもと思いました。
でもあとからご近所の方に聞いたら、やはりあの子は一回何故だか家に
戻ってきてたみたいです。
でも一度もそれ以来吠え声聞いてないです。
あの子は捨てられたり、虐待されてるわけでもない、、いつも見てる保護犬
より幸せな立場であり、お金を払って散歩させてもらったり、そして貰い手を
探したり、残されたご家族を責める気持ちは私にはありません。
でも人間に先立たれる人間に愛された犬の辛さを改めて知った気がしました。
私も自分が死ぬとしたらミューを看取るまでは絶対に死にたくありません。
きっとおじさんもそう思っていたことでしょう。
でもそればっかりはわからない・・・ですよね。
もちろん犬に先立たれるのも本当に辛いです、心が引き裂かれそうになります。
身内が亡くなったのと同じようなダメージを受けました。
でも、犬を飼うということの最後の人間の役目は、犬を最後まで看取ること
だと思います。
その役目が私はまっとうできればいいなと思った出来事でした。
おじさんのご冥福と彼の第二の生活の幸せを祈らずにはいられません。
ニックネーム ishimin at 22:48|
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